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おねしょ外来

Enuresis

おねしょ外来|神楽坂の小児科 - くまもとこどもクリニック

おねしょ外来

- Enuresis -

夜尿症

夜尿症(おねしょ)は発達とともに解消していきますが、5才の時点でまだ約20%の子どもにみられます。その後も少しずつ減少していきますが、全員が自然に解消することはなく、小中学生の6-7%、高校生の3%にみられる比較的多い疾患であるといえます。

おねしょ(夜尿症)とは

尿こらえ姿勢

おねしょの治癒率

夜尿症

夜尿症は下部尿路症状を伴わない単一症候性夜尿症と、昼間尿失禁などの下部尿路症状を伴う非単一症候性夜尿症に分類されます。単一症候性夜尿症はクリニックでの治療で解消が見込めますが、非単一症候性夜尿症は場合によっては外科的治療など専門的治療を要することがあるため、最初にかかるクリニックにおいてこれらをきちんと見分けることが重要となります。当院では、通常の小児科クリニックではめずらしい、尿流量測定装置を設置しており、お子さんの排尿の様子を簡便に記録することにより、下部尿路の異常を見分けることができます。正確な診断は適切な治療へと繋がります。

夜尿症の治療は、日常生活習慣に気を配ることから始まります。例えば、夜尿症には便秘が合併していることがあり、起床から登園・登校までの時間に余裕をもち、毎朝の排便の習慣をつけます。夕食後から就寝までにできるだけ水分を摂らないことが重要であることはよく知られていますが、この間のタンパク質やカルシウムを多く摂ることも夜尿につながるとされています。タンパク質、カルシウム、代表的なものは牛乳です。

このように生活習慣を整えても解消しない場合、アラーム療法や薬物療法を行います。アラーム療法はアラームでおねしょを即座に知らせる治療、薬物療法はお薬で排尿をコントロールする治療です。修学旅行時などどうしてもおねしょを抑えたい場合などは、お薬で夜に尿が作られないよう調節することもできます。詳しくは医師にお尋ね下さい。

夜尿症

夜尿症の治療は小学生頃から開始しますが、治療をすればすぐに治るものではなく、また、一旦治ってもまたぶり返すことも少なくはなく、お子さんだけでなく保護者の方にも根気強く向き合っていく覚悟が必要です。毎夜お子さんが寝ているところを起こしてトイレに行かせたり、オムツを着けて寝かせたりすることの効果は低く、あまり推奨されていません。このため夜間に起こされてしまうことも多いかと思います。飲食や夜尿の有無などお子さんの日常の様子をこまめに記録する必要もあります。お子さん本人の努力と、ご家族の多くのサポートが不可欠です。治療の途中でお子さんがおねしょをしても決して怒ったりはせず、むしろおねしょがなかった日は褒めてあげて下さい。シールなど簡単なご褒美をあげることも有効だと言われています。

当院では、夜尿症の正確な診断から、お子さん個人に合わせた治療を行います。大切なお子さんの気持ちに寄り添ったサポートだけでなく、ご家族への配慮も心がけています。どうぞご気軽にご相談下さい。